風と鈴のわらわら日記

黒柴の双子、ふうとりんの日常を書いています。 ふうちゃんは2019年5月,14歳でお星さまになりました。 りんちゃんも2021年10月,17歳でお星さまになりました

2009年08月

カラー&リード

 ふうりんのカラー&リードは関西に住むRUNさん手作りの物をいつも使わせてもらっています。遠征で関西に行くたびに新しいカラーとリードをプレゼントしてくれるRUNさん。愛用の理由はもう一つあって、手作りなのにものすごくしっかりしてるんです。売り物にしても全然いいのに~っていうくらい。


 なのに風鈴のアホは今年の冬、リードをつけたまま馬糞堆積場に何度か姿を消し、(細かくは描写しませんが)、戻ってきた時にはこのまま野犬になっていただこうかというような状態が続いたりで、この度新しいリードを作ってもらうことにしました。


 今回はRUNさんがいつもネットで利用している生地屋さんから好きな柄を選ばせてもらってハーフチョークに仕上げてもらいました。ここのサイトは和柄が多かったので、写真一番上はわらべ柄。2番目と3番目の写真はブレーメンの音楽隊で作ってもらいました。RUNさんにブレーメンは柄がきれいにでないかもよ~と言われたけど、雰囲気がかわいかったのでチョイス!。3セットとも思った通りのかわいいカラー&リードに仕上がって届きました。
 

 下の写真はRUNさんからまたまたプレゼントしてもらったもの。風鈴に実際につけてみてびっくりしたんだけど、黄色とピンクって、黒柴の毛色にすごく栄えてきれいでした。そしてお代なんけど、今回はRUNさんのユニークな提案でなんとトウモロコシでお支払いしました(笑)。RUNさんいわく「物々交換」だそうです。ありがとうございました。


 下のふーりんさんが付けているのは「ひまわりチョーカー」です。近所のドッグラン「ドッグストック」の売店で売っていて、最近ひまわりにすっかりはまっているので、かわいいと即お買い上げ。しかし、家の中で付けてみたのもたった1日で、何のために買ったのやら・・・。

ガーデンカフェ

恵庭にこんな素敵なところを発見~♪

 見事な芝生が広がるガーデン。反対側から見たらこんな感じ。アジ練帰りにAママと行ってみました。


 お食事もなかなかおいしく、お店の人たちにも風鈴大歓迎してもらいました。最初はお天気もよく暖かかったテラス席。気持ちいいね~なんていいながら2時間もいれば、寒くて拷問ちっくな北海道なのでした~。

初めてのシッター

 すっかり秋めいてきた北海道です。ってこの写真撮ったの7月なんだけど


 話は変わって東京に住んでいた頃、時々ペットシッターを利用していた友人に教えてもらった話があります。そのペットシッターさんは日本犬をお断りされているという話しでした。なんでも最初顔合わせにいったとき、家族と一緒にいる日本犬たちはとても良い子たちだったそうです。ところが実際に家族が出かけて犬だけになったとき、シッターさんが家に入ろうとすると、ものすごい威嚇をしてきて、近づくこともできなかったそうです。

 この話を聞いたとき、な~んとなく分るような気もして、「風鈴をシッターさんに頼んだらどうなるんだろうなぁ。でも頼むこともないだろうなぁ」なんて漠然と考えていました。

 ところが最近、パパさんも私もどーしても仕事で深夜まで帰宅できない日がやってきてしまいました。りんだけなら15時間くらいのお留守番を頑張ってもらうんだけど、どうもね、ふう君はうんちとおしっこがとってもチカイ子なので(笑)、我慢させるのもかわいそうだしと、思い切ってシッターさんをお願いすることにしました。


 ネットで調べると札幌市内に結構ありました。でも全然知らない人を家に入れるのも抵抗があるしなぁ・・なんて迷っていたら名案!。前に訓練でお世話になったO先生にお願いすれば、風鈴も喜ぶだろうし、基本そんなによいコたちじゃないので、預けるこっちも安心。お願いしたら快諾してくださって、初めてのお散歩代行をお願いしました。

 さて、どーしているんだろうなぁ、なんて思いつつ仕事をしていたら先生からメール。「風鈴ちゃんはとってもいい子でしたよ。家に入った時と、食事の時だけしっぽ振って寄ってきてくれました」。そして最後に「番犬にはなりませんね」と(笑)。

 うちの玄関の鍵って少し開けにくいんだけど、ガチャチャしてても「ワン」とも吠えず、中から一緒にガリガリして喜んでいたそうで、中に入ったらもう大喜びだったみたいで

 もともと東京にいた時、空き巣対策に飼い始めた犬なのに、「ワン!」くらい吠えろよと思った今日この頃・・。

 大きな声ではいえないけど、パパさんは帰宅するとたまに吠えられます。前にカイチョたちに散歩をお願いしたときも帰宅したら「もう帰ってきたの?」とあんまり歓迎してもらえなかったし・・。上の日本犬みたいなのも困るけど、他人と行くお散歩がそんなに楽しいとは、嬉しいような、寂しいような・・(笑)。

カフェ~♪

雑誌で見つけた千歳のファームカフェ「花茶」へ。

 行ったときがお盆真っ最中だったので、すごいお客さんでにぎわっていました。でもほとんどの人のお目当てはここの牛さんたちから作ったアイスクリーム。レストランの方はすいていました。


 テラス席は犬もOKです。残り少ない夏を急いで楽しまないと、北海道で秋のテラス席はほとんど拷問です(笑)。


なぜかすぐに「ひなどり」になってしまう2匹

 お蕎麦の上に乗っているのは、オクラなどここの農園で取れた旬の野菜いっぱいのかき揚げ。すんごいおいしかったです。パパさんはカレーを食べていましたが、こちらもかなりだったみたいです。


テラス席からの眺めも素敵~。

 牛さんやヤギさんたちもいて、ふう君も大満足。そして最後はやっぱりアイスクリーム。ココすごくいい~。気に入った

ケン太、その後

 以前に撮影してもらったケン太が結構立派な本?パンフレットになっていました。当日会場でしか買えなかったので、パパさんがヤフオクでゲットしてくれました(笑)。


 タイトルは「未亡人と犬」。31歳で未亡人になってしまった菖蒲さんをケン太は支えてあげたっかたのだけど、「ぼくは犬だから、僕の声は届かない・・」というシーンから始まります。


 落ち込む菖蒲さんをケン太は一生懸命励まそうとするけれど、菖蒲さんには「ワンワン!」としか聞こえません。「・・何?お腹がすいてるの?」。

 ケン太は菖蒲さんの顔に鼻を近づけ、一生懸命やさしく語りかけます。「ゆっくりやすんでね」「星がきれいだよ」。でもそんなケン太に菖蒲さんは「吠えないで!」と怒ってしまいます。


 憔悴しきった菖蒲さんはある日病院に運ばれてしまいます。数日たって戻ってきた菖蒲さんにケン太がいいました。「結局、戻ってきちゃったんだ。何してるんだよ・・」。「ホント何してるんだろうねぇ・・・」「あれ?今ケンタがしゃべったの?」。ケン太の声はその日から菖蒲さんに届くようになりました。


 それから菖蒲さんとケン太はどこに行くにも何をするにも一緒でした。夜は布団の中で一緒に眠りました。色んなことを話しました。菖蒲さんは幸せそうでした。ケン太も幸せでした。
 
 ある日、久しぶりに海を見に行こうと遠出をしました。海が見えてきて、雲の切れ目から光が海にたれ込んでいます。「きれいだね。神様のはしごだ」。ケン太は言いました。すると菖蒲さんは「一緒にのぼりたい・・」と小さなため息をつきながら、そう言いました。その時ケン太はやっと気づいたのです。僕はちっとも彼女を救ってなんかいなかった。ただ菖蒲さんを現実から引き離していただけだったんだ。。僕の声は届いていなかった・・・。


 帰宅するとケン太の声は「ワンワンワン!」としか聞こえなくなっていました。菖蒲さんは「やめて!犬みたいじゃないの」と泣き崩れました。そしてケン太はとぼとぼと菖蒲さんの家を出て行きました。


 それから随分ときが経ち、ケン太は隣町にいました。こうちゃんという男の子に拾われ、こうちゃんの家族にとてもよくしてもらっていました。それでも菖蒲さんのことを忘れることは一度もありませんでした。

 ある日、こうちゃんの家族みんなと公園にピクニックに行きました。こうちゃんと楽しく走っている時、遠くの桜の木の下によく知っている女の人がいました。菖蒲さんでした。若い男の人と仲良くシートにすわり、幸せそうに笑っています。

 ケン太は心の中でつぶやきます。「・・・僕は菖蒲さんが好きでした。幸せになってくれてありがとう」


 これが大まかなあらすじです。写真は味のある素敵なものに仕上がっていて、記念の1冊になりました。武道館で上映されたDVDはプロダクションの方からいただき、早速みましたが、なかなかジーンと感動もんでした。ただ、途中何カ所かりんに変わっているところがあるんだけど、急に犬の首が太くなるので、見ていて笑えました(笑)。ふうは味があるけど、りんのボンレスハムは隠せません。。
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