今さらですが、まだ書いてなかったおうちの「床材」について記しておきます。その前に余談なんだけど、北海道と本州でまった~く同じおうちを建てると、「北海道の方が三桁以上も高くなってしまう」って、メーカーの建築士さんが言ってました。断熱とか窓ガラスとか、一つひとつとっても全部寒冷地仕様だもんね。なんかものすごい損した気分でしたけど・・(笑)。
ふう君が乗っているのはダイケンさんのワンラブフロアです。
という雑談は置いといて、犬と暮らすおうちを建てるときに一番こだわったのがこの「床材」でした。こだわり理由の一つに、風鈴は生まれてから滑る床で一度も暮らしたことがない、というのがあります。たまたま犬と最初に暮らした東京のマンションが「ペットOK」ではなく、当時ではまだ珍しい「ペットと暮らすマンション」だったので、床全面が全く滑らないクッションフロアというものだったのです。デメリットももちろんありますが、遊びに来た犬友達には極めて講評で、メーカーなどをよくたずねられました。
では、新築するおうちではどうするか。これだけ「ペットが家族」とうたわれている世の中なので、当然各メーカーからペット用の色んなフローリングが出ているんだろうなぁと楽観視していました。ところが実はそうでもなかったのです。我が家のお世話になったメーカーでも確かにペット対応の滑らないパネルみたいなものは出しているんだけど、家全面に敷き詰めるとなると、ちょっとね・・という商品です。別のメーカーがうたっていた「土間」のような感じや「インナーテラス」に使うようなタイルもお洒落で確かにいいのですが、風鈴はおうち全面OKなので、じゃあそれを家中に敷き詰める?となると、やはりそういうわけにはいかず・・。
やっぱり基本的には「フローリングにしたい」というのがあったので、建築士さんに相談した所、取引のあるメーカーさんが犬使用にフローリングをコーティングしたものを2種類用意してくれました。しかしそれを触って「唖然」です。触っただけで「こんな滑るものは使えませーーん」という感じのものでした。誰かその会社に犬を飼っている人がいたら、一目瞭然なのに・・とこの時も「犬対応ってまだこんなもんなのかなぁ?」という気持ちがぬぐえず・・。
手前がクッションフロアの見本。驚くほど色んな種類がありました。
その後、自分たちでも独自でペット用フローリング探しを始めました。するとありました!。当時まだ発売されてそんなにたっていなかったのですが、ペット用フローリング「ワンラブフロア」。通常のフローリングより少し値は張りますが。やはり見栄えがいいのはフローリングということで、早速取り寄せてもらいました。実はこのフローリング、風鈴も泊まったことのある「レジーナの森」のコテージで使用されているんです。風鈴はコテージじゃない所に泊まったので、使用していませんが・・。そこで、実際泊まった人の感想を色々と調べてみました。
すると、「すごい!全然滑らない!」という人がたくさんいる反面、「期待したのに、結構滑る」という声も少なからずあったわけです。これはいったいどういうことなのか??。自分なりに解釈した結果が次のような感じです。つまり普段ツルツル滑るフローリングで生活している犬たちは、驚くほどこのフローリングは滑らないのですが、普段からコルクカーペットやカーペットの敷き詰めなので、まったく滑らない床材で過ごしている犬たちにとっては、意外と滑るのです。実際に風鈴にこの床の上を走らせてみたところ、滑りました(笑)。ただ普通のフローリングに比べると全然滑りません。それに犬種などによってもすべりやすいとか、すべりにくいとかあるみたいでした。
ということで、我が家では「フローリング」という決断は結局出来ず、最後に行き着いたのは東京のマンションでも使用されていた「クッションフロア」でした。やはり風鈴にはこれが一番滑りません。クッションフロアもペット用から業務用まで今は山ほどの種類があるので、ペット用も含めて色々と取り寄せてもらい、その都度風鈴を実際に走らせて一番滑りにくいものを選ぶ、という作業を繰り返しました。クッションフロアも少し前に比べると、はるかに進化していていい感じでした。そんなわけで、最終的には少し固めな感じがした「ペット用」ではなく、一般的なクッションフロアを選択し、部屋や用途によって色々と変えてみました。
できあがりは、言わなければフローリングとほとんど区別がつかないような感じで、私たちも建築士さんたちも納得の床材になりました。風鈴は毎日ものすごい勢いで走り回っていますが、なかなか安泰です。デメリットはおしっこをされた後にふき取ると、その部分だけ光沢がなくなってしまう、ということくらいかな。あと見る人がみれば、フローリングよりは多少安っぽく見えるかもしれません(笑)。という感じで、長くなってしまいましたがもし何かの参考になれば~と思いアップしました。もっとメーカーや品番などの詳細が知りたい方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいね。
これが今の我が家の床です。
ふう君が乗っているのはダイケンさんのワンラブフロアです。
という雑談は置いといて、犬と暮らすおうちを建てるときに一番こだわったのがこの「床材」でした。こだわり理由の一つに、風鈴は生まれてから滑る床で一度も暮らしたことがない、というのがあります。たまたま犬と最初に暮らした東京のマンションが「ペットOK」ではなく、当時ではまだ珍しい「ペットと暮らすマンション」だったので、床全面が全く滑らないクッションフロアというものだったのです。デメリットももちろんありますが、遊びに来た犬友達には極めて講評で、メーカーなどをよくたずねられました。
では、新築するおうちではどうするか。これだけ「ペットが家族」とうたわれている世の中なので、当然各メーカーからペット用の色んなフローリングが出ているんだろうなぁと楽観視していました。ところが実はそうでもなかったのです。我が家のお世話になったメーカーでも確かにペット対応の滑らないパネルみたいなものは出しているんだけど、家全面に敷き詰めるとなると、ちょっとね・・という商品です。別のメーカーがうたっていた「土間」のような感じや「インナーテラス」に使うようなタイルもお洒落で確かにいいのですが、風鈴はおうち全面OKなので、じゃあそれを家中に敷き詰める?となると、やはりそういうわけにはいかず・・。
やっぱり基本的には「フローリングにしたい」というのがあったので、建築士さんに相談した所、取引のあるメーカーさんが犬使用にフローリングをコーティングしたものを2種類用意してくれました。しかしそれを触って「唖然」です。触っただけで「こんな滑るものは使えませーーん」という感じのものでした。誰かその会社に犬を飼っている人がいたら、一目瞭然なのに・・とこの時も「犬対応ってまだこんなもんなのかなぁ?」という気持ちがぬぐえず・・。
手前がクッションフロアの見本。驚くほど色んな種類がありました。
その後、自分たちでも独自でペット用フローリング探しを始めました。するとありました!。当時まだ発売されてそんなにたっていなかったのですが、ペット用フローリング「ワンラブフロア」。通常のフローリングより少し値は張りますが。やはり見栄えがいいのはフローリングということで、早速取り寄せてもらいました。実はこのフローリング、風鈴も泊まったことのある「レジーナの森」のコテージで使用されているんです。風鈴はコテージじゃない所に泊まったので、使用していませんが・・。そこで、実際泊まった人の感想を色々と調べてみました。
すると、「すごい!全然滑らない!」という人がたくさんいる反面、「期待したのに、結構滑る」という声も少なからずあったわけです。これはいったいどういうことなのか??。自分なりに解釈した結果が次のような感じです。つまり普段ツルツル滑るフローリングで生活している犬たちは、驚くほどこのフローリングは滑らないのですが、普段からコルクカーペットやカーペットの敷き詰めなので、まったく滑らない床材で過ごしている犬たちにとっては、意外と滑るのです。実際に風鈴にこの床の上を走らせてみたところ、滑りました(笑)。ただ普通のフローリングに比べると全然滑りません。それに犬種などによってもすべりやすいとか、すべりにくいとかあるみたいでした。
ということで、我が家では「フローリング」という決断は結局出来ず、最後に行き着いたのは東京のマンションでも使用されていた「クッションフロア」でした。やはり風鈴にはこれが一番滑りません。クッションフロアもペット用から業務用まで今は山ほどの種類があるので、ペット用も含めて色々と取り寄せてもらい、その都度風鈴を実際に走らせて一番滑りにくいものを選ぶ、という作業を繰り返しました。クッションフロアも少し前に比べると、はるかに進化していていい感じでした。そんなわけで、最終的には少し固めな感じがした「ペット用」ではなく、一般的なクッションフロアを選択し、部屋や用途によって色々と変えてみました。
できあがりは、言わなければフローリングとほとんど区別がつかないような感じで、私たちも建築士さんたちも納得の床材になりました。風鈴は毎日ものすごい勢いで走り回っていますが、なかなか安泰です。デメリットはおしっこをされた後にふき取ると、その部分だけ光沢がなくなってしまう、ということくらいかな。あと見る人がみれば、フローリングよりは多少安っぽく見えるかもしれません(笑)。という感じで、長くなってしまいましたがもし何かの参考になれば~と思いアップしました。もっとメーカーや品番などの詳細が知りたい方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいね。
これが今の我が家の床です。